ブルーピリオド読んだって話
ブルーピリオド読んだんだよ。インテリヤンキーが絵を描く話。
面白かった。絵を描かないし美大受験なんて想像もつかないからリアルかどうかは知らないけどリアルっぽくはあるんだろうと思う。
さてラブライブの話をしよう。ラブライブのオタクはすぐ他作品で得た知見をラブライブに生かそうとする。
ブルーピリオドでは絵を描く上での一つの正解が明示されている。つまり、「楽しんだもん勝ち」という単純にしてすべての物事に適用できるそれである。
技術は手段であり、表現ではない。表現は決まった形のあるものではない。固定観念に囚われない、お前の見ているものを表現せよ。
とまぁ、だいたいそんな感じ?
ブルーピリオドでは「楽しんで描く」状態や、「楽しんで描いているのを再現している」状態とか出てくるんだけど割愛。
「高坂穂乃果はなぜ強いのか?」という疑問に対する答えの一つが、これなんだろうと思う。そもそもそんな疑問持ってるやつそんなにいるのかよとか、強さってなんだよとか、そういう話はさておいて。
「楽しんだもん勝ち」は「楽しんでいる奴は強い」だし、だから「いまを楽しんで生きている穂乃果は強い」と。そういう話である。
余談ではあるが、穂乃果の得意科目は美術である。色んな意味で納得する。なにかきっかけがあれば、穂乃果はスクールアイドルではなく画家になっていた可能性は十二分にあるのではなかろうか。
はてなブログって更新しないとメール来るんだね。ということで書きました
関係性のオタク
関係性のオタクっているじゃん。いるんだよ。たぶんね。
まぁ関係性のオタクを自称する9割くらいが関係性を重視してないファッション関係性のオタクなわけだが。お前はどうなの? 私はそもそも関係性のオタクじゃないから……。
実際オタクの大多数は「関係性が好き」なのではなく「好きだから関係性を見出す」んだよな。悪いとはいわんよ。反吐が出るけどね。
例えば、私の推しCPであるほのまきとかちかよしとかは(相対的に)マイナー扱いされることが多い。正気か?
??「推しのCPとかあります?」
ぼく「ほのまきが好きです」
??「ほのまき? 珍しいですね」
みたいなことが多々ある。正気か? 珍しいとまではいかなくても、「あー、ほのまき”も”いいですよね」とか「”マイナーだけど”好きですよ」とか。正気か?
少なくともラブライブ!において関係性のオタクを自称する奴は信用ならない。欺瞞に満ちている。彼らのなかではすでにCPが前提にあって、それを補うために関係性を捏造していく。例えば、「西木野真姫がμ’sにいるのは矢澤にこがいるから」とか「一期12話で穂乃果に掴みかかるにこを止めたのは抱きつきたかったから」とか。宇宙人か?
彼らの大多数は長いものにまかれている。絵のむっちゃ上手い人が○○××いいですよね! ってツイートしたらそれに倣うのである。その結果生まれたのがPixivでn件しかないだの同人イベでmサークルしか出てないだの糞の役にもたたない指標である。正気か?
正直に言おう。私はにこまきが嫌いなんだ。うみまきも嫌いだしえりまきも嫌いだ。というかほのまき以外の真姫CPに難色を示す。
しかし、それらの組み合わせの良さを否定しているわけではない。糞だしCPとしては絶対に認めないけれど、それぞれの関係性を説明することはできる。矢澤にこにとって西木野真姫がどういう存在か。西木野真姫にとって矢澤にこはなんなのか。それこそ、ツイッターで「にこまき最高!」みたいに言っている奴らの数倍はまともな考察ツイートができるだろう。理解されるとは思わないが。ここイキリ。
まぁアニメ一期があった上でことうみが流行るような界隈だしな……。
印象の話
フワッとした印象でキャラの方向性、風潮が作られてしまうことが多々ある。実際はそんなことないのに「そういうことありそうだよね」という感覚が多数によって共有され、あたかも真実のように蔓延ってしまう。
例えば、ラブライブ!における絢瀬亜里沙。彼女はいわゆる「海未推し」として描かれることが多いが、その実、園田海未個人を推している描写はない。絢瀬亜里沙が夢中だったのは一貫してμ’sというグループであり、それがμ’sの転機にもなった。それでもなお亜里沙が海未推しといわれるのは、シナリオを進めるためのキーマンとして海未が選ばれたからである。おそらく、亜里沙が最初に出会ったのがことりであれば「亜里沙はことり推し」、穂乃果であれば「亜里沙は穂乃果推し」という風潮が出来上がっていたと思われる。詮無きことであるが。
こういった事の困るのはある種の真実を含む場合があるところだ。
高坂穂乃果は怠け者のように描かれることがある。事実であり、間違いでもある。穂乃果は基本的に「楽しくないこと」を忌避する傾向にある。故に勉学やら雑務やら、そういうのを遠ざけることが多々ある。それを差して怠けていると称するのは(年齢を鑑みてその言葉が強いことはさておき)事実である。
反面、「楽しいこと」に関しては驚くほどにストイックになる。スクールアイドル関連であれば寝坊はしないし、サボることも考えられない、という描写は度々出てくる。それでもなお怠け者といった印象がぬぐえないのは、他の楽しいことを優先することも多々あるからだろう。穂乃果自身は割と真面目な人間である。
というのを主張したとして、大多数の人間にとってはどうでもいい話なのだが。多くの二次創作で求められるのは原作の再現性ではなく「それっぽさ」である。
が、まぁ二次創作をするのであれば一次ソースはしっかりと把握しているべきだと思うので、個人的には気をつけたいところである。
今さらながら
サンシャインの話をしようと思う。
現状、正直な話、熱量はない。
5thで聴きたい曲はあるっちゃあるが、一曲だけ。それが聴けたらまぁいいかといった感じ。
コンテンツを追うことはつづけるが、まぁ二次創作したり、あるいは批判したりすることは減ると思う。ないとはいわないけど。まぁ二次創作にたいする愚痴がほとんどになるんじゃないですかね。
なんで?
劇場版の出来が想定よりもよかったんだよ。よくわからない終わり方をした一期。評価をマイナス方向へ加速させた二期に対して、まぁ割と小奇麗にまとめて終わらせたと思う。
だからこそ、まぁいいかってなった。世間的にどうかは知らないが、私のなかでAqoursがμ’sを越えることは未来永劫にないということもわかったし、ならμ’sの方に熱意を注いだ方がいいのは自明の理。まぁでも、μ’sと同じくらい熱量を持ちたかったのは事実なんだろうと思う。幾多のフォロワーを失ってなお批判や愚痴をやめなかったのはそういう部分もある。2割くらい。
面白くなかった
面白くなかったね。好みの問題もあるし、監督脚本の問題もある。基本的にアニメサンシャインの放映期間中、楽しかった、面白かった、という記憶がほとんどない。
なにを期待していたんだといわれると困るんだが。
キャストは好き
好き。好きじゃないキャストもいる。厳密にいうと応援している。
作品として好きじゃないのはそうなんだが、しかしコンテンツとしては成功してもらわねば困る。少なくともスクスタがリリースされるまでは繋いでもらわねばならん。
まぁこんな感じよ。知っている人がバにいったりスにいったり。まぁ行くなとも戻ってくるなともいえないが、いつかまた戻ってこねぇかなぁと思っていたりする。いや戻ってきたらきたで私にとっては地獄だったりするのだが
キャラクター解釈 園田海未
キャラクター解釈
普段自分がどういう風にキャラクターを見ているか。どういうキャラだと思っているか。
メモ書き。
属性
D&Dのあれ。いわゆるアライメント。
組み合わせとしては秩序・善。中立に寄ってるかな。規範を重んじるけど、規範が絶対ではない。規範の穴を利用することもしばしば。
性的嗜好
サドマゾでいえばマゾ。相手に加虐・支配されることを望むサドよりのマゾ。
リードするよりもしてほしいタイプ。同時に、それを表に出せないタイプでもある。
リードができないわけではないけど、ストレスを溜めるタイプ。自分のやりたいことを我慢できるからこそ、爆発したときが大変そう。
典型的な副官タイプ。ある程度の指揮能力は持ちつつ、最終的な決定権は自分で持たない。
独創性があんまりない。そのぶん、既存分野はきっちりこなす。フォロワー戦略がこの上なく似合う。チャレンジャーにはなれそうにない
お姫様になりたいわけではない。が、王子様をやりたいわけではない。男としての役割を担うこともあるが、そればかりだと辟易する。
随時追記
読書日記「異世界召喚~ただし身体はVRMMO種族の機械生命体~」
https://ncode.syosetu.com/n5669dw/
異世界もの。タイトル通り、VRMMOでの自キャラになって異世界転移。
全体的にネタとノリが古臭い(説教としてのオハナシとか好きなものを一台詞で喋らせたりとか)。にじファン時代かよって思った。あと三点リーダーとか中黒とか統一してほしい感。まぁカクヨムで連載して修正したものをなろうにって流れで修正されてないんだからこのままなんだろう。
ネタは悪くないっていうか。ファンタジー世界に機械生命体を放り込む発想はいい。奇抜ではないけど、やる人は少ない気が。
ただそのギャップが上手く活かしきれてないように見えた。題材はいいけど……ってタイプ。そのうち化けるかもしれんが、更新されて読み続けるかというとうーん。
読めなくはない作品。お勧めはしない
読書日記「ダンジョン街のヤブ医者」
読書日記
読んだものの感想を書いていこうと思う。基本的にはネット上で読めるもの。完結してないものがほとんど。現行の最後までの感想になる。
回復魔法(あるいはそれに準ずる超常的な治療、治癒ができる術)が存在する世界に迷い込んだ医者の話。
すべての人が救えるわけでもなく、救えないわけでもなく。それでも、できうる限り救おうとする。スカッとした爽やかさ、カタルシスはないけど、なんともいえない読後感が良い。
「考えたけど、それどうやって形にすんの?」みたいなのをしっかり形にして出してきたような、そんな作品。